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保守化する世界とニューヒーロー  Conservative World, New Hero [World Situation 国際情勢]






スウェーデンの総選挙で保守穏健の与党が辛うじて、左派連合に勝利したそうだ。だが、過半数には議席が足りない。
そんな中で議席を20も確保し議会へ初進出したのが、スウェーデン民主党だそうだ。
だが、民主党とは名ばかりで、移民排斥を声高に叫ぶ極右らしい。与党はどうするのだろうか?



北欧でもそうなのだから、欧州各地で極右活動が活発化しているのは明白だ。
下手に日本人がスキンヘッドやネオナチの連中に近づくと極めて危険でもある。
彼らはアジアアフリカ系を標的に集団暴行を行う。そいういう事件が欧州、ロシアで頻発している。


一人旅を続けながら人一倍好奇心旺盛だった私も、スキンヘッドの連中に目をつけられ一触即発という出来事があった。
まだ陽が沈んでいなくて周りに観光客がいたから救われたが、そうでなければ危なかった。
大声で罵声を浴びせられ続けて、最後は物をぶつけられたが何とか冷静に対応し逃げ切った。



不思議なことに、冷戦が終わってイデオロギー対立が世界からほぼ消え去ってから、
世界各国で保守的傾向が強まっている。日本も例外ではないだろう。



伝統的人権派の国、あのフランスでさえサルコジが大統領になってから、保守的強権的傾向が強まっている。
サルコジ本人がハンガリー移民の子なのにアフリカ系暴徒を弾圧したり、最近はロマ族の排斥を叫び始めてEUと対立したりしている。


世界でファシズムが吹き荒れたのは1930年代だ。
世界恐慌の最中で、ユダヤ人弾圧も(実はロマ族もなのだが)公然と行われ、世界大戦へと戦渦は拡大して行った。


現在も世界的同時不況だ。各国で職が失われ、出稼ぎの外国人や移民の排斥行動が公然となってきている。不穏な時代だ。
サルコジは30年代の欧州に行ってみればいい(因みにサルコジの母親はユダヤ人らしい)。
ナチスに連行されたら、排斥される側の気持ちが分かるだろうに・・。







しかし、スポーツの世界は健全だ。FIFAは世界の何処でもサッカーにおいて民族人種差別を明確に否定して啓蒙活動も行っている。実に素晴らしい。





ところで、日本人の香川がドイツ・ブンデスリーガで早くもヒーローになっている。得点王を競うほどの活躍ぶりだ。











"Kagawa" New Hero in German League










W杯で香川と中村俊輔のコンビを見たかったというのは私だけだろうか?
日本代表で10番を付ける?という本田はどうだろう?
名古屋グランパス出身の選手なので悪くは言いたくないが、最近は口ばかりが目立って肝心のプレーが目立たない。


フィジカルにこだわってスピードやキレを失ったかつてのカズのようだ。
ボールキープはさすがだけど、スピードを失っているから先行きは速攻連携プレーで疑問がつく。大丈夫かね。


香川を使うなら、先日の代表戦で得点を決めた時のように中村憲剛のようなパサーとの組み合わせが良さそうだ。
まあ、W杯ともなると日本人は1億総評論家と化す訳だから、私もこうして勝手なことを言わせてもらう(笑)。





ところで、名古屋はグランパス、ドラゴンズ、オーシャンズと首位をキープしている。

特にオーシャンズは週末の試合で2位の浦安に何と、9−1という信じ難いスコアで勝ってしまった。
強過ぎる(笑)。強過ぎて非難が出そうだ。
強過ぎるというのも考えものなんだが、地元の者としては気分が良い・・悪しからずということで(^^;











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