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Chernobyl チェルノブイリの悲劇 [Environment 環境]


     

ウクライナのチェルノブイリ原発であの悲劇が起きてから、早くも四半世紀が過ぎようとしている。
そのチェルノブイリ周辺は死の街となり、文字通りゴーストタウンと化した訳だが、この外電には驚いた。

チェルノブイリが観光地?う〜〜〜ん。
雑誌Forbesが世界のユニークな観光地として紹介した内の一つらしい。
よって昨年の入場者数?が7500人! 入場料は4000円。何と言ったら良いのかな。


私はウクライナに何度も行ったことがあるし、もっと放射能被害がひどかったベラルーシにも何度も行ったことがある。
その国境を列車で越える時にはチェルノブイリに接近し、放射能影響を受けた地域に入るのでいつもいい気分はしなかった。

















当時、私の後輩が事故から数年後にチェルノブイリ原発の事故現場まで行ったのには驚いた。
事故当日、ヘリコプターで上空から撮影したカメラマンも操縦士も全員間もなく亡くなったはずだ。
どれほど危険だったのかは理解していたはずだが、果敢にも原発内部まで撮影して帰って来た。
彼もカメラマンもとりあえず健在だ。しかし、被爆したことに変わりはない。


ウクライナやベラルーシでは放射能被ばくの影響によると思われる甲状腺がんなどの症状が住民に多発している。
私の知人の家族も甲状腺がんに見舞われている。本人だっていつ発症するか分からないから、漠然とした不安をもって生活していることだろう。


ハンガリーの毒性廃液の大量流出事故も人災とされている。人類が暮らしていく上で利便性を追及することばかりが優先されて、環境を守り私たち自身の暮らしを守る視点が金儲け優先社会で後回しにされている。
これはもう世界的な話だ。私たちの未来は明るいのだろうか?とても輝かしくは見えないのだけどな。






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つなみ

おっしゃるとおり、eco、本物のecoは、
商業ベースではありませんよね・・。
一人一人がきちんと考えなくては。
そう思いマス。
悲劇は人間が作ります。
でも、それを救済できるのも人間。
生きること、もっとみつめたい、そう思いました。
by つなみ (2010-10-19 16:18) 

大黒屋

つなみさん

コメントに気がつくのが遅れました。ごめんなさい。
そうですね。現在、地球で起きている悲劇のほとんどを
最強生物の私たちが作り出していることが悲しいです。


COP10はようやく締結の方向性が出て来たようですが、
これだって充分じゃあありません。

もっと根本的なことを変えないと悪くなる一方のような気がしているんです。




by 大黒屋 (2010-10-29 19:39) 

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