I'll Be Home For Christmas 1 [Music 音楽]
欧州の大雪に続いて、北米でも大雪に見舞われているそうだ。
クリスマス休暇を実家で過ごした人々はUターン帰省のタイミングだったから大変なことなんだろう。
その大雪で北米の大寒波を思い出した。それは学生だった70年代に放浪した時のことだ。
当時であっても北米の大寒波が日本でも報道されたので、私の家族は連絡が途絶えていて凍死したのではないかと心配したようだ。
寒波の中をバスで大陸横断してたどり着いたニューヨークでもあっと言う間に数十cmもの積雪となっていた。
メトロポリタン美術館やら国連など全てが閉館となってしまって何も見学できなかったのだよね。
5番街で信号待ちの女性が私に「ロッキーマウンテンみたいだわ」と嘆いてきたことが昨日のことのように思い出される。
当時の写真をアップできないのが残念だが、マンハッタンの歩道をスキーで進む人がいたのにはさすがにニューヨーカーだなと思ったものだ。
ところでこのニュースを見て、あるクリスマスソングを思い出した。それは I'll be Home for Christmas という往年の名曲だ。
大雪にマッチするビデオはYouTubeにあるのだけれど、アタッチできないので、リンクで見てもらえればと思う。
クリスマスソングというのは日本でも古典的な曲からヒットポップまで様々あると思うのだけれど、
この曲は日本ではラジオでもそんなに流れないようにも思うし、ポピュラーな曲でなないのかも知れない。
でも、この冬は個人的にYouTubeでアップされた様々なバージョンを楽しませて頂いた。
By Robert Merrill (1919-2004)
実は詳しくは知らなかったのだけど、元々が第二次大戦中に戦場の兵士が「クリスマスには帰省するよ」という叶わぬ願い、その想いを歌ったのだったという。
ビングクロスビーで大戦中にヒットしたようで、戦場の兵士もそれを心配する家族も胸を締め付けられるような想いであったことだろうと思う。
戦時下の日本でのそれは軍歌に代表されるように士気を鼓舞するものばかりであっただろうから、こういう甘い旋律の曲が米国でヒットしていたことが国民性なのか、あるいは戦局において米国に余裕があったということだっただろうか。
By Doris Day (1924-)
それにしても、この曲を実に多くの歌手がカバーして今日まで歌い継がれていることに驚いた。
日本ではクリスマスソングと言ってこの曲が代表的な歌として登場することがないのにな。
By Elvis Presley (1935-1977)
ということで、先週末まではFacebookで片っ端からお気に入りのバージョンをアタッチしてみた。
遅ればせではあるがキリスト教圏では東方正教圏では1月7日にクリスマスを迎えることでもあるし、
これから、新年とクリスマス休暇で帰省する東欧、スラブ圏の知人達に向けてもアップしてみようと思う。
By The Carpenters
Karen Carpenter (1950-1983)
I'll Be Home For Christmas
I'm dreaming tonight
Of a place I love
Even more than I usually do
And although I know
It's a long road back
I promise you
I'll be home for Christmas
You can count on me
Please have snow and mistletoe
And presents under the tree
Christmas Eve will find me
Where the love light gleams
I'll be home for Christmas
If only in my dream
Christmas Eve will find me
Where the love light gleams
I'll be home for Christmas
If only in my dream
If only in my dream
まだまだ、お気に入りのバージョンがある。こんなにも多くの歌手にカバーされていたことも改めて知ることになった。
あるバージョンでは、この曲がこんなにも素晴らしい名曲であったことも感じさせられた。
それも、後ほどアップさせていただこうかな。
2010-12-27 14:07
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