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北極海開発 Arctic Ocean Development [Environment 環境]







何と言ったら良いか、北極海資源の争奪戦が始まっている。
ロシアとノルウェーは北極海での境界線係争で遂に手打ちをして、乱開発に着手できる状況が出来上がってしまった。



06年、07年、09年とロシア、東欧を何度も旅したが、07年の夏、あるニュースをロシアで見た。
それには仰天したし、遂に北極までもが乱開発される時代になるのだろうかと漠然として不安を感じたものだ。


モスクワかサンクトペテルブルグで見たのは、ロシアの海底探査船が人類として初めて北極点下の海底にロシア国旗を立てたというものであった。







Aug 02, 2007






ロシアやノルウェーの知人たちには申し訳ないが、地球環境の保持に極めて重要な役割を担っている北極圏の乱開発は避けるべきだ。
もう20世紀来、人類は地球環境を蹂躙し続けている。驚くほどの生物種を根絶やしにしてきている。
一体いつまで、自らの欲望のために生態系を破壊し続ければ、気が済むのだろうか?





08年の11月、ロシアからノルウェーにかけての北極圏を図らずもヒッチハイクで旅したことがある。
そこでは野生のトナカイを何度も見かけた。大自然を目の当たりにした。


まあ、北極圏の人口密度は日本と比較にならぬし小さな列島で高度成長し続けた日本の環境破壊は
酷いものであったから、日本人は他国のことを言える立場ではないのだが、
ロシア、ノルウェー、カナダ、アメリカ、デンマーク、この5カ国による北極圏の乱開発には歯止めをかける声を国際間で上げなければいけないと思う。




だが、問題は寒帯での乱開発だけではないから大変だ。熱帯のそれも、それもまだ私は行ったことがない南米の大密林はどうだろう?


YouTubeにアップされているアマゾン大自然の生態系は素晴らしく豊かで余りにも美しい。
しかし、農業工業化のための森林破壊は止まるところを知らない。











Brazil Watercolor/ Aquarela do Brasil 









人類のみの繁栄と欲望による、これ以上の生態系の破壊はもう止めにしよう。
森林破壊の後に繁栄した文明はない。森林という大自然を失うと人類は繁栄出来ないのである。
大自然との調和を図らぬ環境破壊の継続はいずれ、人類への大惨事を引き起こすだろうと思う。



こんなことをやっていれば、地球はいずれ免疫機能を発動することになるだろう。
問題は免疫機能が発動されるまでに、人類という名の猛毒病原体は自らが宿主の地球を殺そうとしていることに
気がつかないかも知れないことだ。



だが、病原体同士で増殖による優劣競争は止まらない。
猛毒を出し続け宿主のへの攻撃を続ける限り、いずれ自らが滅びることなるだろうね。








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