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TV局の崩壊 TV Station was destroyed [Accident 事件事故災害]

  






ニュージーランド・クライストチャーチのTV局ビルが崩壊してしまった。
100年前の建物ならともかく、最も堅牢でなければならない建物が崩落してしまったことには信じ難いものがある。
崩壊したのは CTV Canterbury Television だ。


ここに King's Education という語学学校が入居していて、学生教師多数も巻き添えになってしまっている。
 





 






CTVのHPは更新されていないようだ。TV局が崩壊してスタッフ多数も巻き込まれて放送も停止?というのはやっぱり信じ難い話だ。 





YouTube には King's Education での2008年当時と思われる映像が残されている。
生徒や教師の皆さんはとても明るい雰囲気で、その後にこのような悪夢が来るなどとは誰も想像すらできなかったことであろう。
日本人にとっても、富山外国語専門学校の生徒など未だ20数人以上がこのビルで行方不明になっているようで、一刻も早い救出を願って止まない。












それにしても、日本の国際緊急援助隊はきょう午後ようやく出発となったようだが、何をやっているのだろう?
いつも思うが、台湾の救助隊が現地に到着して救助活動している時に日本は東京で結団式などを行っている。
そんな儀式はどうでもよい!
日本人学生多数が時々刻々と死に近づいていっている時に、一晩も経ってから、それも結団式などを執り行ってから午後になってようやく出発などと、何と悠長な馬鹿げた行動をとっていることだろうか?


救助隊を出したというアリバイだけで、政府も救助組織の連中も自己満足の世界だ。
本当に命を救おうとしているのだろうか?もしそうなら昨晩には出発して今朝から現地で救助活動を開始するべきであった。


自己満足の世界なので、誰も反省しない。よって、日本の救助隊はいつものんびり時間をかけて出発までの
手続きを儀式として執り行うから、必ず一晩二晩は出遅れている。
私が家族であったなら絶対に許せない。


政府も救助当局も猛省すべきだ。







Vは生きている V for Vendetta [World Situation 国際情勢]

    




中東情勢が緊迫している。チュニジア、エジプトにしても政権崩壊後の動静は安定しない。誰がどう政権を担い統治していくのか不透明だ。リビア、バーレーンなども非常事態に陥っている。


それにしても驚くべき事態が進行しているな。
アラブ国家でドミノ倒しのように反政府運動が勃興し、政権転覆の事態が同時進行しているのだ。
これは単なる市民運動ではない。統制国家、独裁政権に歯向かい反逆する世界の有志がネットで集合し闘いを続けているのだ。


彼らは V なのである。







" V for Vendetta " 2005 「Vフォー・ヴェンデッタ」
 







映画「Vフォー・ヴェンデッタ」の主人公「V」は全体主義国家、統制国家に反逆するテロリストだ。
内容はWikipediaに詳しい。









日本で公開されてこの映画を観てはいたが、その後に世界中で「V」が組織的にここまで増殖していることを
よくは分かっていなかった。
彼らはアノニマス ANONYMOUS なのである。










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アノニマスとは匿名のこと。ネット上の匿名の人々、さらに仮面を付けて行動する人々。
それが世界でネットを通じて繋がり合い団結して、目には見えないがとんでもないパワーとなっているのだ。
統制国家を転覆させるほどの凄まじさ。


因みに彼らアノニマスの活動家がつけている仮面の人物は歴史上に実在したGuy Fawkes ガイ・フォークスという人物だ。
それに何とまあ、男を意味するGuyというのはこの人物の名前から来ているそうだ。これも初めて知った。
















ところで、アノニマスに関してはタイミング良く一昨日に日本ではNHKスペシャルで放送され紹介されたのでもうご存知の方も多いことだろう。
私は以前からFacebookに参加しているので、アラブ革命で彼らが行動していることは漠然とは分かっていたが、
ここまで膨大なネットワークが駆使され世界的組織的な支援があることを分かってはいなかった。





既にFacebookでは多数の組織が行動を続けている。









FacebookやYouTubeで彼らの反統制国家・反政府行動がどのように行われているか全貌は掴めない。
しかし、そこで輪郭だけは見えて来るだろう。



東西冷戦終結、鉄のカーテン崩壊後に世界中の国家、国民が保守化していき、また世界経済危機という事態で
さらにナショナリズムが高揚しかかっていた時に、このようなアラブ革命が同時勃発進行している事態は驚くしかない。


FacebookやTwiiterで連絡を取り合っているのは何もデモ参加者だけではなかったのだ。
世界中で組織と個人とが輻輳的に繋がり合った巨大なパワーが独裁政権を次々に崩壊させている。
それは私たちが世界史上で初めて見る光景だ。


20世紀前半に共産主義が帝政、王政を破壊して行った光景に匹敵するような歴史的事件となるかも知れない。
何故なら、Operation Freedom には アラブ国家だけではなく、既にイランやインド、中国へのオペレーション組織が設立されて行動しているからだ。
世界中にこの作戦がドミノ倒しのように広がる可能性はないとはもはや言えない事態を私たちは目の当たりにしている訳だから。




OperationChina.jpg


























バルト海の氷上道路 Ice road on Baltic sea [Travel 旅行]






エストニアのヒーウマー島に繋がる海が凍結して氷上道路となったそうだ。
その海とはバルト海。AFPの記事は黒海とあるが、間違いだ。
エストニアの首都タリンからの原稿ミスではなくてAFP東京が和訳した時のミスのようだ。
黒海とはそこからバルト三国にベラルーシ、ウクライナを経て遥か南に位置する海なのでとんでもない勘違いなんだな。


バルト海から黒海へは何度も旅をしたのでその地理は手に取るように分かる。
バスに夜行列車、飛行機も使ってその地域は東西南北を幾度も巡ったから、以前駐在していた台湾より移動した距離は長いと思う。



Baltic,Black Sea.jpg




























それにしても、バルト海の海が凍るということは知らなかった。意外でもあった。
バルト海の北に位置するのはフィンランド、ノルウェーだが、その北となると北極海になるのだけど、ノルウェー近海はバレンツ海と呼ばれる海だ。
だが、暖流である北大西洋海流の影響でバレンツ海に面する一部の港は不凍港なのだ。
2年前の長い旅でも見て来たが、ロシア・ムルマンスクやノルウェー・キルケネスの港はマイナス数十℃になっても凍らない。

だが、そこからこれもまた遥か南にあるバルト海の一部が凍るんだな。初めて知った。
おそらくはエストニアと島を結ぶ浅い内海であり、浅瀬という条件もあるだろうか?凍りやすいんだろうと思う。




ああ、でもこの記事を読んでバルト海がそんなにも凍結するということを改めて知った。









Vilnius040.JPG




















Helsinki, Finland








エストニアの写真は探せばあるんだろうけど、ヘルシンキ上空から撮影したバルト海を臨むヘルシンキの写真が手っ取り早く見つかった。
当然だけど、アジア太平洋の海とは光の輝き方が違うし、冬場の気候は厳しいが風景もまた美しい輝きとなる。




しかし、記事にあったエストニアのロフキュラという港町は行ったことも聞いたこともなかったので
調べていたら、面白い映像に出くわした。


このスポーツはスノーカイトと言うらしい。TVで目にしたことはあったが、こんなに素晴らしいバルト海に面する雪原でボーディングが出来るなんて何と羨ましい環境だろうか。
それにバルト海でフェリーに乗ったことがある方ならお分かりだろうが、そこは黒海と比べれば運搬船はともかく観光フェリーがとても目につく。
バルト海は北欧、ドイツ、ポーランド、ロシアを繋ぐ航路になるし比較的狭い内海だから、行き来するフェリーを頻繁に見ることも出来る。
  


  




Snowkiteboarding








この映像に出て来る船が客船フェリーなのかどうか定かではないが、何と言うか雪原を船が滑っているかのような場面だ。
それにしても、何とも光が眩しい。素晴らしい環境だ。羨ましいな。












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